世界一貧乏な大統領ムヒカ氏に感銘を受けたとか言う人の心理

世界一貧乏な大統領ムヒカ氏に感銘を受けたとか言う人の心理


 
2016年某所 世界一貧しい大統領と言われたムヒカ氏が日本の地へと降り立った。

メデイアはこぞってその栄光と武勇伝を語り尽したが、果たしてそれは誇張されていない真実なのだろうか…。

そしてその人物像に感銘を受けたと言う人はどのような思いを持っているのでしょう。

その答えは心理学の中にあります。
 

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【世界一貧しい大統領ムヒカ氏とは?】

現職の大統領でありがなら必要最低限の物しか持たず、質素な暮らしをしていると言われるムヒカ氏。

1972年生まれ79歳(来日2016年時点)で貧しい家庭に生まれ花摘みや家畜の世話で生計を立てていた。

軍事政権下ではゲリラ組織ツパマロスに加入しており13年間投獄を生活していたことでも知られる。

2010年には民主化したウルグアイの大統領に就任し、同性婚、マリファナの合法化を世界に先駆けて行っている。

 

【世界一貧乏な大統領と呼ばれる所以】

ムヒカ氏は自らの資産80パーセントを寄付し大統領公邸には住まずに農家で菊を栽培して生活している。

唯一の資産と呼べるのは1987年に発売されたフォルクスワーゲン・ビートル18万円相当、月の収入は殆ど寄付にまわしているので、生活費は10万円ほど。

そんな質素な生活ぶりから世界一貧しい大統領と呼ばれている。

ちなみに飛行機での移動は大統領機を持たないとの方針からエコノミークラスか、他の国の大統領機に相乗りさせてもらう事もあるんだとか。

過去には実際にメキシコの大統領専用機で自国まで送り届けてもらった事もあるのだから、その切り詰め方は筋金入りだ。

国民に自らの土地を貸し与え子供の教育のために寄付をして国民の生活を第一に考えた生涯は、子供を作る余裕すらない多忙なものだった…らしい。

そんなムヒカ氏は様々な格言を持っている。

 

【世界一貧しい大統領ムヒカ氏の格言】

ムヒカ氏は様々な格言の一部をご紹介します。

 
・物を買うというのは、稼いだ金で買っているのではなく、労働をした時間で買っているのだ。

・私たちは発展するために生まれてきたわけではない、幸せになるために地球に生まれてきたのだ。

・貧しい人というのは、ものをもっていない人のことではない。真に貧しい人というのは、際限なくものを欲しがり永遠に満たされない人のことである。

・人間は命のあるものからしか幸せにしてくれないものなんだ、モノは幸せにしてくれない。

・国を治めるものの生活レベルはその国の平均でなければならない。

・大統領は、多数派が選んでくれたんだから、多数派と同じ生活をしなきゃいけない。

・金持ちは政治家になってはいけない。

・本当に貧しい人は、贅沢な暮らしを保つ為にだけに、働く人であり、そして常に何でも欲しがる。もっと! もっと!と

・西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億~80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?

・人生で最も重要な事は勝つ事ではありません。歩み続けることです。

・人生より価値のあるものはない。

・本当のリーダーとは、多くの事を成し遂げる者ではなく、自分を遥かに超えるような人材を育てる者。

 

【ムヒカ氏は何のために日本へ?】

ムヒカ氏がこのタイミングで日本を訪ずれる理由は一つしかない。

自らの著書のPRの為だろう。

来日と時を同じくして ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領 (角川文庫) が発売されている。

物欲がほぼない金には無頓着なハズの大統領にしては、ちゃっかりしすぎなタイミングでは無いだろうか。

いやいや、これもウルグアイの国民が豊かになるため!

疑いを持った人をもそんな風に思わせてしまうのも彼の人徳と言ったところなのだろう。

 
出版社がたくさんの本が売れるようにとこのタイミングで日本に招いた可能性も否定はできない。

そんな風に深読みする人もいるかも知れない。

しかし、ムヒカ氏を素晴らしいと崇めるのには人間の無意識的な心情心理が隠されているのである。

 

【神格化による心理トリック】

 
人は誰しも美しいもの(特に自分では到底出来ないようなことをする人)やその類の美談に弱い。


教師は聖職者であれ。
スポーツ選手は潔白であれ。
神父、神主、尼さんは子を作らない。

人は昔からそんな存在を神格化することで、自己都合の自己満足をしてきた歴史がある。

 
≪アイドル界のあるある≫

可愛いお淑やかなアイドルはいつまでもそうであって欲しいと皆から期待される。

そして美しいものを汚してはならないという心理が働く。

故に有名な美人アイドルほど婚期を逃しやすい。

本人にとってはひどい不幸である。

 
≪芸能界のあるある≫

同じような事例はアイドル界だけでなくお笑い芸人の世界でも起きている。

カンニング竹山さん
「コンビを解散しないのは相方の家に給料を送るため、コンビ解散しなければ給料の半分が入るシステムになっているから」

志村けんさん
「フライデー襲撃事件の直後、ビートたけしが謹慎していた間、たけしの家族とたけし軍団の生活費の面倒を志村けんが見ていた」

江頭2:50さん
「生まれたときから目が見えない人に、空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよと言った」

 
→これらはすべて嘘なのだ。

これらのベテラン芸人が巻き込まれる嘘美談もまた、他人の「神格化」することで自己満足したいという大衆心理から起きている現象ともいえます。

芸人の神格化

 

ムヒカ氏に感銘を受ける人の心理

ムヒカ氏に感銘を受けたという人は、アイドルや芸能人に対する神格化と同じような心理が働いています。

自分にはできないこと到底無理な美談に対して美しいものを汚してはいけないと思うことで、妄信的で誇張した評価が生み出されます。

 
もし本当にムヒカ氏を崇めるならば明日から同じように必要最低限の暮らしをしてみましょう。

通販で物を買うのを止めてみてください。

必要最低限のお金を残してあとは寄付にまわしてみてください。

 
それが出来ないのなら他人の行為を自分のマスターベーション(自己都合の解釈)に使うのを止めるべきです。

なぜならヒトラーやスターリンのような政治家は、そういった神格化の心理を利用して民衆を欺き恐怖政治を強いた歴史があるからです。

宗教家も同じです。

人は妄信によって考えるのを止め従うことに慣れてしまう弱点を持っているのです。

 

【編集後記】


ムヒカ氏は世界一貧しい大統領と呼ばれていますが、自分のことを貧しいとは思っていません。

「貧しい人とは、豪華な暮らしを保つためだけに働き、次から次へと物を欲しがる人のことだからです。」

そう言っている割には、ぽっこりお腹でぽっちゃりさん。

好きなものを好きなだけ食べているのでは?

質素な暮らしとは本当なのだろうか??

そんな疑念もしっかり持っていく必要はあるのかもしれない。

 
2度と悪夢のような歴史を繰り返さないためにも…。


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