『何者にもなれなかった人生』を逆説的に肯定する物語。社会的成功や肩書きを求めず、ただ『自分らしく』生きた人生。それは失敗ではなく、自分の存在を証明する行為そのものである。やることリストに『何者かになる』を書かなかった主人公。その選択が、最も自分らしい人生へのメッセージとなる。
「ナニモノにもなれなかった人生は、自分らしく生きた証明である。」
この言葉をくれたのは恩師の先生だった。 その恩師は先月亡くなった。
何故その人を私が恩師と呼ぶかと言えば、学生時代に迷った時にそっと隣にいて寄り添ってくれたその人だからだ。
恩師は決して答えを急がせないし、余計なことは言わなかった。 ただ、いて欲しい時になぜか現れ、何も言わず煙草をふかしていた。
今の時代じゃ考えられないが、当時は新幹線や路線バスでもタバコが吸えた。 大人が隣でタバコを吸うこと自体には抵抗はなかったのだが、不良教師だとは思っていた。
でも、彼は本当に何も言わなかった。

オリジナル童話作家の「猫招き」です。
現在、「人生のやることリスト」というシリーズを執筆しています。
皆さんには、いつかやろうと思いながら後回しにしていることはありませんか。会いたい人、伝えたい言葉、挑戦したいこと。そんな「人生でやり残しがちなこと」をテーマにした物語です。
「いつかやろう」を「今日やろう」に変えるだけで、人生は少しだけ豊かになるかもしれません。
この物語が、誰かの背中をそっと押すきっかけになれば幸いです。気になった方は、ぜひnoteで続きをご覧ください。
猫招き | note で連載中
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