『ある日、全知全能の神さまに出会ったら』第6話。神との連作対話の中盤。主人公の問いは深まり、神の答えは複雑になる。人生、運命、選択について、次々と投げかけられる問い。
「この辺にしておきましょう。」
私は立ち上がった。
「さて、見送りますよ。」
神さまは首を傾げる。
『見送る?』
私は頷く。
「ええ。」
「だから早く席を譲ってください。」
神さまは少し呆れたような顔をした。
『待て待て。』
『私が戻ってきた後のことを、まだ何も話していないではないか。』
私は少し考えた。
「戻ってきたら、その時考えましょう。」
『いやいや。』
神さまは首を横に振る。
『そういうものではないだろう。』
私は笑った。
「そうですかね。」
私は肩をすくめた。
「じゃあ、いいです。」
神さまは私を見る。
「戻ってきたら1つだけ質問をします。」
『1つだけ?』
私は頷く。
「ええ。」

オリジナル童話作家の「猫招き」です。
現在、「人生のやることリスト」というシリーズを執筆しています。
皆さんには、いつかやろうと思いながら後回しにしていることはありませんか。会いたい人、伝えたい言葉、挑戦したいこと。そんな「人生でやり残しがちなこと」をテーマにした物語です。
「いつかやろう」を「今日やろう」に変えるだけで、人生は少しだけ豊かになるかもしれません。
この物語が、誰かの背中をそっと押すきっかけになれば幸いです。気になった方は、ぜひnoteで続きをご覧ください。
猫招き | note で連載中
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