こんにちは管理人もこです。
現代はストレス社会と言われていますが、お仕事、子育て、介護、ご近所付き合いなど
様々な場面でイライラしたり、怒りを感じることも多い今日このごろです。
今回は「怒りの感情をコントロールする方法」についてご紹介していきたいと思います。
怒りのコントロール法としていま話題の、アンガーマネジメントについて…ウォッチン♪
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【怒りを感じる場面】
怒りを感じる場面は人によって様々です。
その出来事、単体では取るに足らない事でも、日々のイライラが募った結果、
喧嘩に発展してしまったり大きなトラブルを起こしてしまいます。
しかし怒りを感じること自体は、人間や生物として当たり前のことなので
その感情を如何にコントロールして、別の何かに転換させるかが重要です。
この感情のコントロールをする方法は
「アンガーマネジメント」と呼ばれ、いま注目を集めています。
【アンガーマネジメントって?】
そもそも「怒り」というのは、生死に関わる危機が近づいた際に
気分を高揚させて危機から逃れるために備わった生物の根本にある感情です。
お腹が空くとイライラするのも、食事を取らなければ生きていけないため
動物が狩りをするように怒りの感情を生み出すことが原因なのです。
そんな、生物の根本的な感情を抑えこむ事は難しく一時的に抑えたとしても
あとで爆発してしまったり、無理をし過ぎて精神病を患ってしまう原因にもなります。
アンガーマネジメントは、怒りを抑えるのではなくコントロールする。
そういう考え方を元に作られたマネジメント法です。
【アンガーマネジメントの基本を覚えよう】
一般的に怒りの最大頂点は6秒間と言われています。
6秒を過ぎると徐々に怒りは鎮静化していくので、イラッ!とした事があったら怒りがMAXとなる6秒間は耐えましょう。
10秒ほどすると一気に収まっていくので、突発的な怒りで声を荒げたり行動に移してしまう人は
このことを知っておくだけでも怒りをコントロールしやすくなります。
しかし、ふつふつと煮えたぎるような怒りや積もり積もる怒りの感情には使えませんので、
解決法としてアンガーマネジメントの基本を少しだけ紹介していきたいと思います。
1,イライラしたらその感情を点数化する
まずは怒りを10段階で評価して、今の自分はどれだけ怒りを感じているかを分析をします。
これによって自分がどのくらい怒っているかを判断できる様になってきますので、
小さい怒りの感情に振り回されなくなってきます。
2,なぜイライラしているかを書き出す
何が原因で怒っているのか、イライラしているのかを正確に理解することでコントロールしやすくなります。
書き出すことによって、イライラのパターンがわかったり対策や対処法も生み出しやすくなります。
また、書くことによって冷静になり客観的に自分のことを分析出来るようになります。
3,他人の価値観を楽しむ
考え方は人ぞれぞれ。
最近では価値観の多様化も進んでいるので、自分と違う意見や価値観に対して「NO」という
感情を抱くのではなく「そういう考え方もあるのか」「そんな風に考えられるんだ」
と自分とは違う価値観も受け入れて、そして楽しむ事で怒りの感情をコントロールしやすくなります。
4,自己暗示の台詞を用意する
イライラしたり上手くいかないときに自分の気持を落ち着かせる台詞を用意しておく。
「なんとかなる。」
「大丈夫。なるようにしかならないさ。」
「やまない雨はない。」
「これは自分を成長させるチャンスなのかもね。」
など、定期的にやってくるマイナス要因に対して自分を元気づける台詞を持っていると
自分の心が落ち着かせたり励ますことが出来ます。
5,ゆっくり深呼吸を3回する
怒りの感情は危機回避の為に生まれるため、アドレナリンが放出されて
血圧が上がるため血流が早くなり、身体は緊張状態になります。
この緊張をほぐすのに効果があるのが4-7-8呼吸法という深呼吸です。
1,まずは息を全て吐き出します。
2,次に鼻から4秒息を思いっきり吸い込みます。
3,7秒息を止めます。
4,ふぅーっと8秒掛けて息を吐き出します。
引用:4-7-8呼吸法
この他、アンガーマネジメントにはたくさんの怒りをコントロールをする方法があります。
最近ではアンガーマネジメント協会が主催する講習会も開催されているので、
どうしても怒りのコントロールが難しいという方は受講してみてもいいと思います。
【まとめ】
今回は「怒りの感情をコントロールする方法「アンガーマネジメント」とは?」というテーマについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。
アンガーマネジメントは元々スポーツ選手が積極的に取り入れている対処法で、フィギュアスケートの羽生結弦選手もその一人なんだとか。
アンガーマネジメント協会は、2015年からは「アンガーマネジメント大賞」という
上手に怒りの感情をコントロール・対応した著名人を表彰する試みも始めていて
今後ますますこの「アンガーマネジメント」に注目が集まりそうです。
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