【騙されるな】振り込め詐欺(お母さん助けて詐欺)対策を銀行別に比較してみた

がちゃ
男「もしもぉ~し、あ!ばあぁん!?俺だよオレオレ」
婆「あぁ?タケシかい?最近とんと連絡してこんでどうしたんだい?」
男「それがさぁ…会社のお金で株やって失敗しちゃって…」
婆「はぁ?カブがどうしたってぇ?」
男「あいやね。会社のお金使い込んじゃってヤバイんだよ」
婆「あんたそりゃ一大事じゃないか」
男「そうなんだよ…でも、お金はアテがあるんだけど…」
婆「あぁそうかい、それなら安心だわ」
男「でも明日にはお金戻さないと会社クビになっちゃうんだよ」
婆「あんれまぁ。どうするんだいあんた」
男「そう、、、で婆ちゃんに相談してみた」
婆「あんたもしょうがない子だねぇ…いいよそのかわり爺さんには黙って置くんだよ」
てな、感じで始まるオレオレ詐欺ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
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こんにちは管理人もこです。
振り込め詐欺は当初、オレオレ詐欺という名前でしたが、振り込め詐欺という名前が定着しました。
振込みだけでなく、手渡しや郵送での被害が増えるに連れて「振込」という文言が警戒心を削いで
しまっているということで注意喚起するために、「お母さん助けて詐欺」という名前に変わりました。
むしろわかりにくくなっている感は否めませんが、官公庁のセンスに期待してはいけませんね。
でもこの名称から、被害に合うのは女性の高齢者に多いと推察出来ます。
被害に気づきにくい原因の一つに、他の人には秘密にしておいてあげようという
親心があるのでしょう。それにつけ込むとは実に悪質な詐欺です。
「助けて」と援助を求める詐欺の他には、現金が戻ってくるからという「還付金詐欺」
というものもあり、その手法は多種多様です。
その為警察内部では、振り込め詐欺をを含め「特殊詐欺」という名称を使って対応しています。
今回はそんな振り込め詐欺対策に銀行がどのような対策をしているか
実際のATMとWEBページを~ウォッチン!
【ATM初期画面】
最初の画面では特にそれらしい注意文はない。
【振込みを押す】
振込みを選択すると注意文「振り込む前にもう一度確認を!」という表示がでて、
特殊詐欺の代表的な事例が2つ表示されます。
【振込操作を中止する】
振込操作を中止するを選択するとATM初期画面に戻ります。
【ATM初期画面】
初期画面は操作画面ではなく、注意喚起用の画面が出ている。
【はいを押す】
ここでよく読まずに「はい」を選択すると、取引停止となりますので注意してください。
(2回ほど間違えてやり直しました)
【いいえを押す】
初期画面で「いいえ」を選択すると、操作画面に移る事が出来ます。
【ATM初期画面】
最初の画面では特にそれらしい注意文はない。
【お振り込みを押す】
お振込みを選択すると、「振り込め詐欺にご注意ください」という注意書きと詐欺の事例が表示されます。
【あてはまるを押す】
あてはまるを選択すると、取引の停止と振り込め詐欺の可能性を示唆する表示が出ます。
【あてはまらないを押す】
1つ前の画面で「あてはまらない」を選択すると振り込みの操作画面に移行します。
と、今回は都市銀行3行の対策を比較して見ました。
みずほ銀行・三井住友銀行は、普通に利用する人に邪魔にならないように配慮されていますが、
三菱東京UFJ銀行は過敏すぎるほど対策を強化しています。
その理由は、UFJ銀行と東京三菱銀行が統合した当初、口座の管理が支店ごとになっていたので
支店をまたげば口座が作り放題だったので、詐欺系の口座によく使われていたという裏事情も
あるようです。(今は警察からの指導もあり審査が他の銀行よりも厳しくなっているようです。)
【WEBページの対策】
WEBサイトでの振り込め詐欺対策が過剰過ぎだとネットでも話題になりましたね。
他行と比較してもアピール度はかなりのものです。
【みずほ銀行の場合】
【三井住友銀行の場合】
このように銀行によっても対策が異なっていますし、各地方銀行や信用金庫でも
独自の取り組みで振り込め詐欺対策をしています。
問題は「お母さん助けて詐欺に注意」と書いている銀行が殆ど無いことでしょうね。
もう少しちゃんとした名前を…おや誰かきたみたいd(ry
それでは、また何か気になることがあれば調査・報告していきます。
コメントにて調査依頼などもお待ちしています。
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