
こんにちは管理人もこです。
中国の爆買いが今、話題になっていますがどうして日本で買い物をするのでしょう?
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テレビのインタビューを引用すると
中国人Aさん「日本のものは安心して使える」 (まぁ、中国産と比べると確かにそうかも)
中国人Bさん「品質が良いし長持ちする!」 (長期的なユーザーの抱え込みを狙っているので確かにそう)
中国人Cさん「中国で買うより安い」 (ん?)
中国人Dさん「友達に自慢出来る^^へへw」 (おっと?)
さて、AさんとBさんの理由は確かにごもっともなんですが、
CさんとDさんは「ん?」と思う感じでした。
そこで中国の内情を知り合いの中国人の方に聞いてウォッチン!
もこ「友達に自慢できるって大事?ステータス的なこと?」
友人「そうそう、中国人は見栄を張りたがる人が多いヨ」
もこ「なるほど、反日感情とかはないもんなの?」
友人「無いこともないケド、それとこれとは違うノネ」
もこ「へぇ…。とにかくもので満たされたいとかそういうのもある?」
友人「あるヨ!日本人ハ?」
もこ「必要最低限あればいいかなって思うけども」
友人「それは裕福な時代が長かったからだとオモウ!」
もこ「ほう。そのココロは?」
友人「中国はつい最近まで貧しい時代だったからネ」
友人「日本もバブルの時はモノを買いまくってたハズヨ?」
もこ「あぁ…たしかに」
友人「今は物に満たされたいトカ、珍しい物はとにかく欲しいとオモウ」
もこ「なるほど、時代背景もあるんですね。」
と、まぁすごく参考になった感じのお話をしてきました。
つまりまとめると。
・日本は飽食時代になり、物もお金も必要なだけあればいいという思考に変わりつつある。
・中国は貧しかった時代がようやく終わり、今まさにバブルの真っただ中にある。
・日本はバブル崩壊から、節約志向が広がって物を買う時に良く考えるようになった。
・中国は欲しければ買う。それを知人や友達に自慢したり買ってあげたりしたい思考がある。
ようです。
中国人Dさんの友達に自慢するという意見はこういった時代背景が影響しているんですね。
次に中国人Cさんの「安い」についてウォッチン!
もこ「中国で買うより日本のものが安く買えるってどういう意味かな?」
友人「それはね、日本製のものを中国に輸入すると輸送+関税が掛かるでショ?」
もこ「あぁ、それはわかるけどそんなに違うものなの??」
友人「かなり違うヨ!それに輪を掛けて卸業者が日本製の人気に便乗して値段を釣り上げるノ!」
もこ「なるほどねぇ~商売上手だ」
友人「そう、、だから日本の製品は中国で買うと5倍から10倍の値段がすることもアル!」
つまりまとめると。
・中国国内で日本製の製品を買おうとすると関税や輸送料で割高になる。
・日本製は人気で卸業者が利益を拡大させる為に、利益をのっけて売るのでさらに高額になる。
・結果的に、日本製を国内で買うぐらいなら旅行がてら日本の量販店で買った方が断然安くなる。
ということのようです。
さらに、日本企業独自の取り組みも評価していました。
友人「中国はいま景気が良くなってるから物価も上がってて中国製の製品も高いノヨネ」
もこ「ほほぉそれは初耳ね。物価があがるのは不動産だけではないんだ?」
友人「モチロン!不動産を買う為にはお金が必要でしょう?だから企業は品物の値段も上げて利益を増ヤス」
もこ「そういうもん?」
友人「日本は株価が上がっても物価が上がらないから不思議ネ?」
もこ「そういえば日本企業は増税の時に量を減らしたりして値段は据え置きとか、頑張ってたなぁ。」
友人「中国だけじゃなく他の国でも、これだけ株価が上がれば物価が上がって大変になるノヨ」
もこ「なるほどなぁ…。確かに台湾や香港では中国人の爆買いの影響で物価が上がって大変だってNEWSで見た気がする」
友人「そうなの。だから中国人を見ると国に帰れ!なんてバッシングされるみたいネ。同じ中国人ナノニ…」
そういって、中国人の友人は悲しい顔をしてしまったので、この話しはここまでにした。
まとめると。
・景気が良くなると物価も上昇する。
・日本では何故か物価上昇がなかなかしない。(企業努力の賜物)
・中国をはじめアジア各国では景気は良くなっているが物価も上昇している。
・格差のせいで小競り合いが起きる事もしばしば。
ということのようです。
中国人の爆買いの理由は、単に「日本の製品が良い」ということだけでなく
「中国国内の物価事情」も絡んでのことなのだと筆者は今回初めて知りました。
今回の取材資料リンク
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