どうしてお給料は上がらない?評価=業績ではないからやる気でない

「仕事をいくら頑張ってもお給料が上がらない」
「結果や業績が好調なのになぜお給料が上がらないの?」
そんな不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、お給料が上がる仕組みと様々な評価システムについてです。
お給料が上がらず悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
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【お給料の金額は責任の重さに比例する】
お給料の評価対象として「責任」を重視する企業も多くあります。
むしろ「仕事量」や「成績」で評価する企業よりも「責任」の重さで評価する企業の方が多いかもしれません。
某部長さんは命令ばかりして部下に仕事は丸投げしているだけなのに「お給料は誰もよりもたくさん貰っている」のも、この責任評価が一端といえるでしょう。
責任が一番重い経営者がお給料を一番貰っているのも責任が一番重いからです。
≪経営者の責任≫
・事業で法令に問題があった際に責任を追及される
・経理上の問題があると税務署から指摘される
・上場企業では業績が悪化すると株主から責任を問われる
など、様々な場面で社員以上の責任を負う必要があります。
仕事の良し悪しとはまた別軸でお給料が決定する仕組みがあることを、まずは理解しておく必要があるでしょう。
また、会社で出世するためには仕事で成果を上げるだけでなく「信用」や「信頼」を会社側から勝ち得る必要があります。
いくら売り上げを上げるのが得意な人でも普段の言動から信用がない人には今以上に責任のある仕事を与えたくないと考えるのは当然といえるでしょう。
責任のある仕事を任せるようになるということは、出世することを意味するので必然的にお給料が上がる可能性は高くなります。
これが「お給料の金額は責任の重さに比例する」という言葉の意味です。
もちろん、責任だけ増えてもお給料が上がらないこともありますので、それ以外の要素についても検証しておきましょう。
【会社への貢献度でもお給料は決まる】
次に会社への「貢献度」でお給料が決まるパターンの解説です。
貢献度とは、ここ数ヶ月ぐらいの成果というより、今まで何年も積み重ねてきた時間経過による貢献です。
例えば、
・その人がいなかったら会社が成り立たなかった立ち上げの初期メンバー
・現在の業務ルーティング(土台)効率化ツールを確立した経理担当者
・売り上げの多くを占める取引先との関係を初期段階で構築した営業マン
など、会社の創設初期に参加したメンバーの多くが分類されます。
今はまったく仕事をしている様子がないおつぼねさんでも、過去会社の発展にとっては無くてはならない人員だった可能性はあるでしょう。
そういった方は現段階の仕事ぶりよりも、これまでの功績、貢献度がお給料に還元されているといえます。
また、入社して2~3年でバリバリ働く人よりも、入社10年のダラダラ仕事するオジサンが評価されるのも「貢献度」によるものです。
2~3年勤めている人が会社に対して提供できる貢献度と、10年以上勤めている人の貢献度では、単純に時間で換算しても3倍以上の差が出てしまいます。
現時点での仕事ぶりで判断されるのはさらに数年後になるでしょう。
貢献度の貯金が尽きてしまうか、貢献度が入社間もない人に追い抜かれれば必然と評価は横並びになるはずです。
しかし、前項に上げた「責任」という部分で上司の方が自分よりも「責任のある仕事」を任されているわけですので、業務や売り上げ以外の部分では追い抜くことは不可能といっていいでしょう。
結果、理不尽だと感じる査定や給料体系が多くの企業で成り立ってしまうのです。
【お給料を上げる方法は何かある?】
ここまでの解説で、上司よりもお給料を貰えるようになる可能性はゼロではないものの、かなり難しいということがわかったと思います。
それを理解した上で「自分の給料を上げる方法」を考えるならば、先に「上司の給料を上げる」ことを優先するのも一つの方法です。
同じ部署の所属長が会社に認められれば、今以上に責任のある仕事を任されるでしょうし会社からも信用を勝ち得ることができます。
その上司が新たに得た権限を使って「自分の給料を上げてくれる」のを待つ。
それが会社や組織において給料を上げる手っ取り早い方法といってもいいでしょう。
実績を積み上げていけば、あるときその上司からの推薦で新事業部の所属長に推薦されることもあるでしょうし、所属長が部署移動や退職した際に自らが責任のあるポジションに就ける可能性も高くなります。
つまり簡単にいえば「上司を勝たせること」で自分の給料は上がるということです。
仕事をしないからといって上司を敵に回すのではなく、逆に仲間として取り込んでしまえばこれほど心強いことはありません。
何しろ、仕事をしなくてもその地位にいられるくらい、会社からの信用がある人なのですから…その人に推薦される人間になることは出世への近道となります。
【編集後記】
今回は上司との給料差に不満を感じている方や、働かない上司にイライラしている方に向けた仕事術をお送りしました。
経験則としても、上司を敵に回してもいいことは決してないので、上手に上司を使う方法を考えるべきです。
上司から嫌われていたり、部下の成果を横取りする人も中にはいますが、、
その辺もうまく人間関係でカバーするべきところだと思います。
職場というのは、仕事が3割、人間関係が7割ともいわれるように人との関係が重要なので、うまく立ち回れる大人な対応ができるように心がけてみましょう。
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